もんき「”大江戸シーラン”を偶然聞いて爆笑して、エド・シーラン出演の、まだ見てなかったこれを見たの。『イエスタデイ』」ぽむぽむ「オアシスを検索してビートルズを知った主人公みたいだね」もんき「・・・12秒の大停電をきっかけに、自分以外ビートルズを知っている人のいない世界に迷い込んだジャック。記憶だけを頼りにビートルズの曲を披露すると瞬く間にスターに!」ぽむぽむ「なんでビートルズを知ってる人がいないって知ったの?」もんき「それは幼馴染のマネージャーでガールフレンドのエリーにWhen I'm Sixty Four の曲にちなんだ質問をしたら、エリーが知らなかったからなんだ。彼女は彼にとっての検索エンジン。あ、オチも喋っちゃいます」
もんき「あのさ、ビートルズはその曲ができた経緯がレジェンドじゃない? Hey Judeとかさ。あとあの声とかさ。煙に巻くインタビューとか。
だからジャックがソロでビートルスのコピーをして披露してスターダムにのしあがるのが、ちょっと強気な流れな気はしたけど」
ぽむぽむ「味のある相棒が出てきてたよね。ノッポで髪もじゃもじゃの。『ノッティングヒルの恋人』に出てた友達みたいな」
もんき「脚本がノッティングヒルと同じ人だから」
ぽむぽむ「へー、あとぼく、何が好きなシーンってはジャックとエリーが二人のこれからについてロマンチックなやりとりをしてるのに、ポテチとらないでよ!ってエリーが言うところが好きなんだ」
もんき「あー、う、うん」
ぽむぽむ「最後の方のちょっとしょっぱい部分が美味しいからさ。大事なことさ」
もんき「そっか」
もんき「ジャックはコピーして大儲けしてやるってよりも、この美しい音楽をこの世に再生したいって気持ちを軸としてるから、いやな感じがしないの」ぽむぽむ「歌詞をもとにロケーション地に行くの良かったね」もんき「そう!エリナーリグビーとかのためにね。でさ、ジャックとエリーがトンネルで歌詞とたわむれながら二人で走ってるシーンが印象的なんだ。ビートルズの曲をこの世界に送り出してるジャックが今体験している世界と、もう一つの本来のビートルズのいる世界。並列して存在しているその世界像を、この二人の体験している瞬間が、二つの世界を結びつけて融合させられるんじゃないかって思えたよ」ぽむぽむ「そうかなあ」もんき「”ビートルズがいない”を起点にすると、他のどんなものが消滅していて何が生まれたのかを知りたくなるよね。スマホ事情とかさ、誰が大統領なのかとか」ぽむぽむ「あー、ラストシーン、あの小説がまだこの世にないってなってたね」もんき「そう!あれがないと、日本にあのアトラクションもないわけで。どんなバタフライ効果・・・でも、もうとにかくさ」ぽむぽむ「うん」もんき「言っていい?」ぽむぽむ「どぞ」もんき「ジョンが長生きしてるじゃないですか!」ぽむぽむ「あー」もんき「ぼくマッカートニー派だけど! あのシーンはうるっとくるよ」ぽむぽむ「うんうん」もんき「こまかいこと言わずに楽しもうって感じの映画でした!途中でAppleMusicでビートルズの歌を聴きたくなっちゃうのが困る感じ」ぽむぽむ「・・・並列した世界ではPearMusicなのかもしれないよ」
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9月4日~10日 17時05分~横浜ジャック&ベティで好評上映中
あの濱マイクの黄金町
ジャックアンドベティで。
斜向かいに日劇シネスコープを幻視。。
「愛だろ、愛」ってマイクが歩いてそう。。。
そして映画館名物の美味しいパンmgmg。。。。